このページはすみだ北斎美術館のブログに関するページです。
2013年1月4日(金)
カテゴリ : お知らせ
本日、「すみだ 北斎美術館」公式ホームページ・プレサイトを公開しました。 平成27年度に予定している開館に向けて、このブログでも様々な情報をお伝えしていきますので、ご愛読のほどよろしくお願いします。
さて、皆さんは初詣には行かれましたか?“まだ”という方には、“隅田川七福神めぐり”がお奨めです。北斎も描いた隅田川沿いをたどり4キロメートルのコースで老舗の和スイーツも味わいつつ、下町情緒を感じることができますよ。「北斎ゆかりの地マップ」も、どうぞお忘れなく!
お帰りには是非、東京スカイツリータウン®・ソラマチ5階の産業観光プラザ「すみだ まち処」へ。1月22日(火曜日)まで、北斎を知る展示「すみだが生んだ世界の画人-HOKUSAI-」を開催中(入場無料)です。
皆様のお越しをお待ちしております。
(posted by Capricorn)
*一般社団法人 墨田区観光協会
*「北斎ゆかりの地マップ」
2013年1月21日(月)
カテゴリ : お知らせ
14日の成人の日は、2006年以来の大雪となり、都心では積雪8センチを記録しました。交通機関が大幅に乱れ、東京が雪に弱いことを思い起こさせました。
一方、この大雪は、瞬く間に隅田公園を一面の雪景色に変えていました。人のいない公園は静寂な雰囲気に包まれており、墨田区にいることを忘れてしまいそうでした。
北斎もすみだの雪景色を描いています。
このサイトでは、「すみだと北斎とのかかわり」について知って頂きたいため、「北斎ゆかりの地」、「北斎が住んだ場所」、「北斎が描いた墨田区」を地図に現しています。
北斎の雪景色は、「北斎が描いた墨田区」に掲載した「雪月花 隅田」でご紹介していますが、当時の墨堤は江戸庶民の行楽地であり、民家もまばらな寂寥感が漂う土地柄だったようです。
「ゆかりの地」と「描いた墨田区」では、現代地図と古地図を重ねてあり、切り替えて見ることができます。北斎が活躍した時代にタイムスリップして、当時のすみだの面影を想像してみるのも一興ではないでしょうか。
(posted by モルゲンロート)
*すみだと北斎
2013年2月5日(火)
カテゴリ : お知らせ
2013年2月19日(火)
カテゴリ : お知らせ
冨嶽三十六景―。様々な場所からの富士山の姿を人々の生活と絡めて描いた、北斎の代表的風景版画のシリーズです。北斎は必ずしも見たままの景観を描いているわけではありませんが、「どこから見たのだろう?」と、つい考えてしまいます。
先日、長野県の諏訪湖に旅しました。ほぼ全面が結氷した湖面を眺めていると、冨嶽三十六景の一図「信州諏訪湖」が頭をよぎりました。果たして、諏訪湖からの富士山はどの様に見えるのか?
早速、湖を一周。すると見えました。霞んではいますが伸びやかな山容はまさしく富士山!湖畔からは手前の山並みに遮られ、作品に描かれている八ヶ岳連峰は見えず、近景の松や祠は見当たりませんでしたが、少し高いところからであれば、近い構図になりそうです。
北斎もここから富士を見たのでしょうか?ひょっとしたら旅の疲れを温泉で癒していたかも・・・。
(posted by Big Dipper)
諏訪湖から見た富士山
冨嶽三十六景 信州諏訪湖
2013年3月13日(水)
カテゴリ : お知らせ
隅田川のほとりにある墨田区役所。この1階に北斎スポットがあるのをご存知ですか?
正面玄関を抜け、エスカレーターの左手を進むと、正面に白黒模様の看板。よく見ると、なんとも愉快な表情の顔がいくつも描かれ、そのうち2箇所に穴が開いています。観光地などでよく見かける顔出し看板です!描かれている顔は、北斎の代表作品のひとつ、『北斎漫画』からとったもの。
この顔出し看板の左手にある展示室内で、北斎にまつわる展示をしています。中央には、北斎作品の写真パネルや複製をテーマに沿って展示する「葛飾北斎展示コーナー」。テーマは半年ごとに変わるので、要チェックです。左手奥には大きな赤富士が見えます。この一角では、北斎の生涯や、すみだと北斎の関わりについて紹介しています。また、部屋の右手には北斎作品をデザインした区内企業のオリジナルグッズの紹介コーナーが。皮革、ガラス、食品等、様々なジャンルの品が並んでいます。
まもなく、隅田川は桜の季節を迎えます。お花見の途中ちょっと寄り道して、北斎にふれてみてはいかがでしょうか。
葛飾北斎コーナー
現在のテーマは「隅田川を東京スカイツリーまで歩こう!」
北斎について学べます すみだ発!北斎オリジナルグッズ
葛飾北斎コーナーについてはコチラ
(Posted by Big Dipper)
2013年3月29日(金)
カテゴリ : 北斎美術館ブログ
2013年4月16日(火)
カテゴリ : 北斎について
4月18日は、北斎さんの祥月忌日にあたります。
1849(嘉永2)年4月18日、浅草聖天町遍照院境内の長屋で、老衰のため90歳で生涯を閉じましたが、亡くなる直前に大きく息をして、「あと10年の寿命があれば」と言い、しばらくして「5年の寿命が保てれば本当の絵師になれるのに」と言葉を発して不帰の人となったと伝えられています。
当時としても大変長命であった北斎さん、最期まで持ち続けていた作画への情熱は“あっぱれ”ですね。北斎さんが残した辞世の句は、「人魂でゆくきさんじや夏の原」。
毎年、4月18日には、北斎さんのお墓がある誓教寺で追悼法要が営まれています。
(北斎 辞世の句)
*誓教寺(せいきょうじ) 台東区元浅草4丁目6番9号
2013年5月13日(月)
カテゴリ : イベント
墨田区内には北斎ゆかりの地がたくさんあります。その一つが両国にある回向院です。
明治期の浮世絵研究家・飯島虚心によると、両国の回向院では、北斎が大きな布袋と米一粒に雀2羽を描いたという興味深い逸話を伝えています。
回向院では、現在、江戸時代に大人気を博した善光寺の回向院出開帳が、東日本大震災で亡くなられた方のご供養と被災地の復興支援を目的に、4月27日から5月19日まで戦後初開催されています。
5月に入り、吹く風も夏めいてきました。この機会に是非お立ち寄り下さい。
(善光寺回向院出開帳)
* 回向院 東京都墨田区両国2丁目8番10号
2013年5月27日(月)
カテゴリ : 北斎美術館ブログ
有名な絵師としてその名を轟かせている葛飾北斎。実は国内だけでなく、国外でも北斎の評価が非常に高いことをご存知でしょうか?
アメリカの有名なフォトジャーナル誌『LIFE』が1998年に発表した『ザ ライフ ミレニアム』の「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」の中で、日本人で唯一北斎が選ばれています。
ランキング上位にはエジソン、コロンブス、ニュートンなど世界中で知られている偉人が並んでいることから、北斎がアメリカにおいてもとても知名度の高い人物であるということがうかがえます。
また、ドイツでは2011年に日独交流150周年を記念して北斎の展覧会が行われ、約10万人もの観客を動員しました。
北斎は、欧米では私たちが想像する以上に有名なのですね!
北斎の活躍に今後も目が離せません(^_^)
『ザ ライフ ミレ二アム』の表紙 北斎は86位にランクイン
2013年6月12日(水)
カテゴリ : 北斎について
関東地方は例年より10日早く、5月29日ごろに梅雨入りしたそうです。
今週半ばから、ようやく雨が降り始めましたね。
さて、北斎が描いた『絵本隅田川 両岸一覧』の「新柳橋の白雨」では、雨の中を急いで橋を
渡る人々がいて、さしている唐傘(江戸時代に“からかさ”と呼ばれていた。)には、店の屋号や
傘の番号が描かれています。
とっても粋な感じですよね~!
現代でも、このような傘をさしていたら面白いですね! |
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梅雨の時期特有のじめじめ感とむしむし感が嫌ですよね。
6月は、12ヶ月のなかでも最も評判の悪い月とも言われていますが、体調に気をつけて乗り切
りきましょう!
(『絵本隅田川 両岸一覧』 「新柳橋の白雨」)
2013年7月3日(水)
カテゴリ : お知らせ
今日は梅雨の中休みです。すみだ産業会館に行ってみました。この施設は、JR錦糸町南口の丸井錦糸町店との複合施設で、このビルの8・9階にあります。
【すみだ産業会館】
8階に行ってみると、墨田の区内企業の製品がいろいろと展示されています。
そのなかに「すみだ発!北斎オリジナルグッズ」があります。以前、墨田区役所の1階でも展示していることを紹介しましたが、ここすみだ産業会館の展示では、より数多くの北斎オリジナルグッズが紹介されています。
北斎オリジナルグッズとは、墨田区が所蔵する冨嶽三十六景などの北斎作品を使ったグッズのことで、墨田の区内企業が造ったものです。結構種類は豊富です。
エコレザー(東京ピッグスキン)やガラスなどのさまざまな素材に、色あざやかな北斎作品を、素材本来の質感を失うことなく表現しています。まさに「ものづくりのまち墨田」ならではの製品です。
【エコレザー製品】 【クリアファイル】
錦糸町にお立ち寄りの際は、すみだ産業会館まで足を伸ばしてみてはいかがですか。
2013年7月23日(火)
カテゴリ : お知らせ
休日の午前中。久しぶりに「北斎通り」をぶらりと散策することにしました。