「北斎通り」を散策してきました(その1)

休日の午前中。久しぶりに「北斎通り」をぶらりと散策することにしました。

 北斎通りは清澄通り(都営大江戸線両国駅前)から横十間川(錦糸橋)までの東西を走る約2kmの区道。北斎通りという名称は、この付近(本所割下水)で葛飾北斎が生まれたことに因んでいます。毎年10月には「北斎祭り」が開催され、北斎通り周辺の緑町公園や大横川親水公園などでは各種イベントで賑わっています。

 

 清澄通りから北斎通りを錦糸町駅方面へ歩いて行くと、右手に銭湯が見えてきました。ここの銭湯はサウナや岩盤浴もあり、なんと湯舟の壁面には、北斎の作品も見ることができるそうです。お風呂に入りながら、北斎作品を見ることができるなんて何とも心地よい気分に浸れそうですね。

  
  少し歩くと右手には緑町公園。奥には平成27年度に開設する「すみだ北斎美術館」の建設地が見えてきました。美術館ができると、公園で遊び疲れた子どもたちも館に入ってクールダウン。心を落ち着かせて北斎作品を観て、触れて、感性を磨く。北斎や浮世絵について語れる子どもたちが出てくる日も近いかも。そんな美術館になるといいなぁ・・・ではなく「したい」と思っています。

(後編に続く)