北斎の雪景色

 14日の成人の日は、2006年以来の大雪となり、都心では積雪8センチを記録しました。交通機関が大幅に乱れ、東京が雪に弱いことを思い起こさせました。
  一方、この大雪は、瞬く間に隅田公園を一面の雪景色に変えていました。人のいない公園は静寂な雰囲気に包まれており、墨田区にいることを忘れてしまいそうでした。
 
 北斎もすみだの雪景色を描いています。
 
 このサイトでは、「すみだと北斎とのかかわり」について知って頂きたいため、「北斎ゆかりの地」、「北斎が住んだ場所」、「北斎が描いた墨田区」を地図に現しています。
 北斎の雪景色は、「北斎が描いた墨田区」に掲載した「雪月花 隅田」でご紹介していますが、当時の墨堤は江戸庶民の行楽地であり、民家もまばらな寂寥感が漂う土地柄だったようです。
 
 「ゆかりの地」と「描いた墨田区」では、現代地図と古地図を重ねてあり、切り替えて見ることができます。北斎が活躍した時代にタイムスリップして、当時のすみだの面影を想像してみるのも一興ではないでしょうか。

(posted by モルゲンロート)

*すみだと北斎

雪の隅田公園