過去の企画展

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あ!っと北斎~みて、みつけて、みえてくる浮世絵~
2025年6月24日(火) 〜 2025年8月31日(日)
日本を代表する画家の一人として知られる葛飾北斎の作品の中には、「あ!」っとおどろく多くのしかけがみられます。それに気づくと、他の作品にはどのようなしかけがあるのか、わくわくしながら次の作品をみてみたくなり、北斎や浮世絵について、さらに知りたくなることと思います。
本展では、「at Hokusai」=北斎の作品から得られる発見を通して、作品の魅力を感じていただきます。北斎の作品をみて、北斎の作品でみつけて、北斎の作品からみえてくる体験をお楽しみいただき、北斎や浮世絵に興味を持つ入口となるよう、やさしい解説で北斎や門人の作品をご紹介します。はじめての美術館見学や、自由研究のための学習としてもおすすめです。ぜひ会場で「あ!」っと気づき、楽しい時間をお過ごしください。
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常設展プラス:隅田川両岸景色図巻(複製画)と北斎漫画
2024年9月10日(火) 〜 2025年8月31日(日)
すみだの誇る名品「隅田川両岸景色図巻」の高精細複製画と世界に影響を与えた『北斎漫画』を常設する展示です。北斎の絵手本の実物約10冊を展示する「北斎漫画と北斎の絵手本」コーナーの隣では、「今月の逸品」として「冨嶽三十六景」をはじめとする北斎の錦絵の実物から毎月1作品を選び、月に1度展示替えを行いながら紹介します。手にとって見られる『北斎漫画』をはじめとする北斎の絵手本のレプリカ約15冊の展示も見どころです。
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北斎×プロデューサーズ 蔦屋重三郎から現代まで
2025年3月18日(火) 〜 2025年5月25日(日)
商業的な出版物である浮世絵は、絵師だけでは成り立たず、企画から販売まで手掛ける板元、板木を彫摺する彫師と摺師が必要となります。中でも世の流行を見極め、売れ行きの伸びる企画を立案し、絵師の起用から彫師・摺師の指揮までを担う板元は、いわば浮世絵師の総合プロデューサーにあたる重要な存在でした。本展は、その板元たちが北斎をどのようにプロデュースし、どのような作品を世に生み出したかを辿る展覧会です。江戸のメディア王と評され、北斎の才能に早くから目をつけていた蔦屋重三郎をはじめ、「冨嶽三十六景」をヒットさせた西村屋与八、『北斎漫画』を出版した永楽屋東四郎といった江戸の板元たち、また伝統木版として、浮世絵制作、北斎からインスパイアされた現代アーティストの作品を紹介します。江戸時代の蔦屋重三郎から現代まで浮世絵業界を支えるプロデューサーズの世界をお楽しみください。