半紙本1冊 文化12年(1815) 十五編からなる北斎の代表的な絵手本。総図数は約3900で、人間や自然、神仏妖怪など、あらゆるものが描かれており、「絵の百科事典」と呼ぶにふさわしい内容となっています。表示画像は三編の中の見開き1丁です。江戸時代に流行した「雀踊り」という舞踊(ぶよう)が描かれています。踊りの流れがわかるように、少しずつポーズを変えた踊り手が連続して描かれており、ぱらぱら漫画のような楽しさがあります。