摺物 文政末年~天保初年(1829-30)頃 ピーター・モース コレクション 区指定有形文化財(絵画) 門前に建つ右側の石柱に、「新田義貞(にったよしさだ)公守本尊 髻(もとどり)不動明王 寺嶌法泉寺(てらじまほうせんじ)」と刻まれており、南北朝時代の武将新田義貞の守本尊、髻不動明王が安置されていた法泉寺への参詣の様子を描いたものとわかります。縁結びの神である金勢大明神(こんせいだいみょうじん)の幟(のぼり)や石柱がありますが、法泉寺が金勢大明神を祀(まつ)っていた記録は他になく、貴重な資料でもあります。