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北斎没後170年記念 茂木本家美術館の北斎名品展

2019年9月10日(火) 〜 2019年11月4日(月)
茂木本家美術館は、キッコーマン創業家の一つである茂木本家十二代当主茂木七左衞門氏(1907-2012)が収集した美術品を展示する館として、2006年に千葉県野田市に開館しました。本展では、浮世絵や近現代作家の作品など多岐にわたる所蔵品の中から、北斎の代表的なシリーズとして知られる「冨嶽三十六景」「諸国名橋奇覧」「諸国瀧廻り」のほか、「詩歌写真鏡」シリーズや、「木曽路名所一覧」、『北斎漫画』全冊、『富嶽百景』など、さまざまな錦絵・摺物・版本に加え、門人たちの稀少な作品、籔内佐斗司氏による1点ものの北斎の彫刻など、前後期あわせて116点の北斎関連作品を展覧します。同館の北斎関連作品を一挙に公開する展示は、今回が初の機会となります。この機会にぜひお越しください。
会期
9月10日(火)~11月4日(月・振替休日)※前後期で一部展示替えあり。
開館時間
9:30~17:30(入館は17:00まで)
前期
9月10日(火)~10月6日(日)
後期
10月8日(火)~11月4日(月・振替休日)
休館日
9月17日(火)、24日(火)、30日(月)、10月7日(月)、15日(火)、21日(月)、28日(月)
主催
墨田区・すみだ北斎美術館
企画協力
茂木本家美術館

展示構成

1章 富士を旅する―冨嶽三十六景―
北斎が70歳代で発表した「冨嶽三十六景」シリーズは、季節、時間、天候、場所など様々な要因の違いで見え方の異なる富士を、構図の奇抜さなどを交えながら、それまで培ってきた描き方で描写した46図のシリーズです。本章では、「Ⅰ 斬新な構図・工夫された構図」、「Ⅱ 厳かな自然と時」、「Ⅲ 江戸のシンボル・旅情の演出」という切り口から「冨嶽三十六景」の魅力をご紹介します。
  
「冨嶽三十六景」より左:「凱風快晴」(前期)、中央:「凱風快晴(藍摺版)」(前期) 、右:「神奈川沖浪裏」(後期) すべて茂木本家美術館蔵

2章 瀧をめぐる―諸国瀧廻り―
日本各地のさまざまな滝を描いたシリーズ「諸国瀧廻り」は、「冨嶽三十六景」の後に出版され、同じく1つの主題を多様なパターンで描き分ける意図があったと考えられています。滝とひと口に言っても、「所変われば品変わる」という言葉のように、豪快に流れ落ちる大瀑布から岩肌を伝わる石清水のような滝まで、周りの岩の構造や水量によって表情が変わります。本展では、前期と後期に分けて「諸国瀧廻り」8図全てを展示します。
    
「諸国瀧廻り」より左:「下野黒髪山きりふりの滝」(前期)、右:「木曽路ノ奥阿弥陀ヶ瀧」(後期) すべて茂木本家美術館蔵

3章 奇しき橋をのぞむ―諸国名橋奇覧―
シリーズのタイトル「諸国名橋奇覧」は、日本各地のさまざまな構造の橋をめぐる珍しい眺めという意味になります。本シリーズは、「冨嶽三十六景」の後に出版され、同じく1つの主題をさまざまに描き分ける意図があったと考えられており、全11図が確認されています。名橋と銘打ちながら、立地がわからない橋や、北斎がいた当時は失われてしまった橋なども含まれています。
 
「諸国名橋奇覧」より左:「足利行道山くものかけはし」(後期)、右:「摂州天満橋」(前期) すべて茂木本家美術館蔵

4章 北斎さまざま
茂木本家美術館は、これまでにご紹介した北斎の代表的なシリーズのほか、長大判という縦長の構図が見応えのある「詩歌写真鏡」シリーズや、江戸から京都に至る木曽街道を1図にまとめた「木曽路名所一覧」、北斎の代名詞ともなっている『北斎漫画』全冊、108図にのぼる富士の絵をまとめた『富嶽百景』など、さまざまな錦絵・摺物・版本、そして彫刻家の(やぶ)(うち)()()()氏による北斎像も所蔵しています。幅広い同館の北斎およびその関連の作品をご覧ください。
      
左:葛飾北斎「詩歌写真鏡 春道のつらき」(前期)、右:籔内佐斗司「画狂老人卍(北斎)」 (通期) すべて茂木本家美術館蔵

5章 門人へのまなざし
北斎がビックネームなだけに、門人たちはその陰に隠れがちですが、茂木本家美術館は、代表的な門人の(とと)()(ほっ)(けい)、洋風風景画を得意とした(しょう)(てい)(ほく)寿(じゅ)(りゅう)(りゅう)(きょ)(しん)(さい)といった門人たちによる珍しい錦絵や摺物を所蔵しており、その充実した内容は注目すべきものがあります。本章で紹介する作品の数々から、門人たちに注がれた同館のまなざしも感じていただけることでしょう。
 
左:柳々居辰斎「六郷渡」(前期)、右:魚屋北溪「諸国名所 駿州大宮口登山」(後期) すべて茂木本家美術館蔵

関連パネル展示:茂木本家美術館の建築​
同館の魅力はそのコレクションだけではありません。彦坂裕氏、上山良子氏による建築設計、ランドスケープデザインは、周辺地域と融合しながらも洗練されたデザインです。3Fホワイエにて、同館の初期の建築イメージ(素描)やランドスケープ検討図、エスキス、図面などを紹介するパネル展示を行います。茂木本家美術館の北斎関連コレクションに加え、建築についての側面からも、同館の魅力をご紹介します。

観覧料

  一般   高校生・大学生   65歳以上   中学生   障がい者 
 個人  1,200円  900円    900円  400円  400円 
 団体   960円  720円    720円  320円  320円 

※団体は有料のお客様20名以上。 
※小学生以下は無料。 
※中学生・高校生・大学生(高専、専門学校、専修学校生含む)は生徒手帳または学生証をご提示ください。 
※65歳以上の方は年齢を証明できるものをご提示ください。 
※身体障がい者手帳、愛の手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳、被爆者健康手帳などをお持ちの方及びその付添の方1名まで障がい者料金でご覧いただけます(入館の際は、身体障がい者手帳などの提示をお願いします)。 
※本展のチケットは、会期中観覧日当日に限り、AURORA(常設展示室)もご覧になれます。​

作品リスト

「北斎没後170年記念 茂木本家美術館の北斎名品展」

前売券

■前売券の券種
   一般  高校生・大学生   65歳以上   中学生   障がい者 
  令和元年8月10日から令和元年9月9日まで   960円   720円    720円  320円  320円 
令和元年9月10日から令和元年11月4日まで    1,200円   900円    900円  400円  400円 

※会期前と会期中で販売価格が異なりますのでご注意ください。
※一般の方以外は、入館の際に身分証のご提示をお願いする場合があります。
※小学生以下は、無料で入館できます。
※販売枚数は、お一人様につき10枚までとします。
※団体(20名以上)の場合は、美術館に事前申請し、美術館で入館日当日に購入してください。
※会期中の観覧日に限り、常設展もご覧になれます。

■販売期間
令和元年8月10日(土)から令和元年11月4日(月・振替休日)の会期終了日まで
※無くなり次第、販売終了となります。

■販売場所
・第一ホテル両国(墨田区横網1-6-1)
・東武ホテルレバント東京(墨田区錦糸1-2-2)
・モクシー東京錦糸町(墨田区江東橋3-4-2)
・両国ビューホテル(墨田区両国2-19-1)
・吾妻橋観光案内所(墨田区吾妻橋1-23-20)
・産業観光プラザ すみだ まち処(墨田区押上1-1-2東京スカイツリータウン・ソラマチ5F) 
・両国観光案内所(墨田区横網1-3-20 -両国-江戸NOREN 1F)
※販売開始時間は午前9時から (まち処と両国観光案内所は午前10時から)
※すみだ北斎美術館1階受付では、、8月10日(土)から9月8日(日)までの期間に限り、
前売券を販売します。販売時間は午前9時30分から午後5時までとなります。
―前売り券のお問い合わせー
すみだ北斎美術館 墨田区亀沢二丁目7番2号 ℡03-6658-8936

割引(※いずれも他割引との併用はできません。)

★SPECIAL1【茂木さん割引】
本展にちなみ、お名前に「茂木」のつく方は、特別割引(団体料金)でご覧いただけます。お名前のわかる身分証明書をご提示ください。
※対象:お名前に「茂木」がつく方(ご本人様のみ)。

★SPECIAL2【むらさき割引】
茂木本家美術館は、キッコーマン創業家の1つである茂木本家十二代当主茂木七左衞門氏のコレクションを展示する美術館。キッコーマンといえばお醤油ですが、お醤油の別称として「むらさき」が使われている事から、今回特別に、“紫の品物”を身に着けて当館にお越しいただいた方は、特別割引(団体料金)でお楽しみいただけます。本展にはぜひ“紫コーデ”でお越しください!
※対象:受付にてチケットご購入時に、紫色のアイテムを身に着けている方(ご本人様のみ)。

★SPECIAL3【千葉県民割引】
茂木本家美術館は所在地が千葉県にあることから、千葉県民の方は、特別割引(団体料金)でご観覧いただけます。受付にてチケットご購入時に、お住まいのわかる身分証明書をご提示ください。(ご本人様のみ)。

★SPECIAL4【建築を学んでいる学生割引】
「茂木本家美術館」はその建築も目を惹く美術館です。今回は特別に、建築を勉強されている方は、特別割引(団体料金)でご観覧いただけます。受付にてチケットご購入時に、学生証をご提示ください。(ご本人様のみ)。

【リピーター割引】
本展の観覧券半券を受付でご提示いただくと、特別割引(団体料金)でご観覧いただけます。作品保護のため、また、より多くの作品をご紹介するため、前期と後期で作品の展示替えを行います。本展の前期・後期のみどころの作品をぜひ制覇してください。