すみだ北斎美術館・マンガ館 友好協力協定締結1周年記念 「クラクフ ドラゴンとドラゴン」展

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2020年11月14日(土) 〜 2021年1月24日(日)
当館は、昨年11月15日に、ポーランドのクラクフにある“日本美術技術博物館マンガ(通称:マンガ館)”と友好協力協定を締結しました。両館には、北斎と北斎漫画に共通する館の名称や、所蔵する北斎作品を世界に向けて紹介していること、妹島和世と磯崎新という、ともに世界的に著名な日本人建築家による館の設計など、多くの共通点があります。
両館の友好協力協定締結1周年を記念して、「クラクフ ドラゴンとドラゴン」展を開催いたします。マンガ館のあるポーランドの街クラクフ・ヴァヴェル城に伝わる「ポーランドのドラゴン」と、北斎の龍の画にインスピレーションを得た「日本のドラゴン」をテーマに、ポーランド人のアーティスト6名による48点の作品を展示します。また、ドラゴンが展覧会や展示作品について案内をする、ショートアニメーションの上映や、作品に関連する年賀状のワークショップの動画なども予定しています。ぜひ、北斎がつなぐポーランドと日本とのドラゴンの競演をご覧ください。

開催場所|4階展望フロア
※この展示にともない、4階展望ラウンジからの眺望はご覧いただけませんので、ご了承ください。

展覧会アニメーション

アーティストトーク動画

●「クラクフの歴史的工芸と民衆芸術」をテーマに制作した作家
 パウリナ・パジジェラ
 クラクフ教育大学芸術学部卒、版画制作専門。挿画、描画、写真、縫製による制作活動。日常生活でいらなくなった小さな端切れを集め、そこに自らの創作活動のモデルを見出す。展示作品は描画とデジタル加工。
 https://youtu.be/spK3z1ibTh8

●「ヴァヴェルと日本美術技術博物館マンガ」をテーマに制作した作家
 プシェミスワフ・ヴィデウ
 芸術博士、クラクフ美術大学講師。画家、描画家、イラストレーター、漫画家、ビデオ作家、タトゥーアーティスト、展覧会キュレーター、展示設計。歴史的作家の作品や大衆文化に発想を得て制作。展示作品はインク描画とデジタル彩色。
 https://youtu.be/6HVmiW3Srqk

●「アンジェイ・ワイダとその作品」をテーマに制作した作家
 カミル・クズコ
 ルブリン・マリア・キュリー・スクウォドフスカ大学美術学部絵画科卒。現在クラクフ美術大学絵画補佐役。壁画、絵画、描画、版画に携わる。展示作品はデジタルファインアートプリント作品。
 https://youtu.be/XSNUTBjDQWk

※アーティストトーク動画の公開は、こちらの3本のみです。

関連イベント

 ① 記念講演会

 2020年11月15日(日)にすみだ北斎美術館開館4周年記念 友好協力協定締結1周年記念講演会を開催しました。※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般の方向け講演会は中止となりました。

 ② 【年賀状を作ろう!】オンラインワークショップ

 ポーランド人のアーティストが「ポーランドのドラゴン」と「日本のドラゴン」(北斎作品に描かれた龍の図)にインスピレーションを受けて制作した作品で、年賀状を作りませんか?しばらく会っていない友人、家族などへグリーティングカードとしてメッセージを届けるのもおすすめです。作り方は動画をご覧ください。

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